キーワード検証でコンバージョン率を改善するには?

こんにちは。
アドバタイジング本部コンサルタントの羽田です。

CVR改善のためには…広告、LP、ターゲティング etc.
その中でも当てたいユーザーにしっかりと当たっていることが大事となってきます!

今回は検索広告のターゲティング=キーワードの事例についてご紹介します。
需要期の目標値達成のためには訴求だけでなく、キーワード(ターゲティング)の見直しが必要と判断しました。

そのために…キーワードの追加・除外を実施しました。
具体的には施策は以下となります。

●追加「リスキリング」
背景:某英会話レッスンサービスにおいて、社会人(特にビジネスマン)をターゲットしたい場合、「英会話 大人」や「英語 話せるようになる」などの語句では不十分「リスキリング」といった用語をキーワードに追加することで、より転職や収入アップを目指すビジネス層に配信できる。

結果:30代以降の申込数が増加し、結果目標値を達成

●除外「NHK」や「ラジオ」
背景:TVなどネット以外のメディアにて語学の番組は多く放送されている。
確かに興味関心の面で言えば狙っている層ともいえるが、数か月間の数値などをもとに広告が表示されるユーザーの質を考えると、CVに至る可能性は低いと判断

結果:広告が表示されるユーザーの質が上がったことで、配信量は大きく変わらないものの、クリック率やCVRが改善し、結果目標値達成。

上記のように狙いたい層に合わせてキーワードの追加や除外を行うことで、即時の対応がしづらいLPOなどを十分に行えなくても、CVRの改善が可能となります。
※もちろん、キーワードの調整後には検索語句の精査も必要です。

キーワードの調整を主としてその他修正を行った結果
2023年の11月から12月で最終的に全体のCVRが0.9%から1.1%ほどと0.2%改善
件数的には244件から283件と40件ほど改善することができました。

キーワードの追加・除外を考える際は、
ビッグワード>ミドルワード>スモールワードのフレームを用いると判断しやすいです。

今回の場合、配信したいユーザーに対して
「英会話 大人」などはビッグワード(配信範囲は広いがCVRは低くなりがち)にあたると考えた場合、その下のミドルワード(今回の「リスキリング 英語」など)やスモールワード(会社名やサービス名など)を設定することで改善を狙うことができます。
つまり配信ユーザーに対して現在設定しているキーワードがどれほど専門的、限定的かの階層でキーワードを設定すると考えやすいです。

結論として、キーワードの調整は効果が薄いと思われがちだが、LPOや広告の追加などよりも早いスピード感で対応でき、なおかつ効果的に行うことでCVRを改善する施策の一つといえます。

また次回の更新をお楽しみに!

https://cfp-consulting.co.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/e81097223d6a94fd8a97dd38aff8e1f9-1-1024x1024.jpg

広告運用でお困りの方
✅今の広告代理店の広告運用に満足していない
✅媒体の操作だけでなく、LPの制作やバナー制作もお願いしたい
✅広告媒体の数値にとらわれず、ビジネスを成長させたい

▼広告運用のご相談はこちらから▼

関連記事

TOP