クリエイティブ検証でコンバージョン率を改善するには?

こんにちは。
アドバタイジング本部コンサルタントの東元です。

今回は、Facebook・Instagram配信において、クリエイティブ検証を行ってコンバージョンを改善した事例についてご紹介します。

改めて「コンバージョン率」を説明すると、
Webサイトやランディングページを訪れたユーザーのうち、求める行動(コンバージョン)を起こしたユーザーの割合となります。どんな行動をコンバージョンとするかは、業種や職種などによって異なりますが、例えば下記のような行動が挙げられます。

  • 商品購入
  • お問い合わせ
  • 来店予約
  • 資料請求、資料ダウンロード
  • 会員登録

コンバージョン率が低いときの仮説としてよく注目されがちなのが

  • リンク先のファーストビュー、コンテンツの一貫性がない
  • CTA(Call To Action)のデザインやテキストの導線
  • リンク先の読み込み速度やUI、UXの問題
  • フォームの最適化(フォーム入力の簡略化、チャットボットツールの導入など)

など。ほとんどが「Webサイトやランディングページの改修」と関連しています。

サイトやランディングページの編集は、成果に与える影響度がかなり大きいですが、
それなりにコストやパワーがかかるため、クライアントによっては実装までに時間がかかってしまったり、コストがかかるので対応できないなんてことも多々あります。

今回ご紹介する事例のクライアント様も、ランディングページの改修にはすぐ対応できない案件でした。
今あるランディングページを生かしたままコンバージョン率を改善すべく、
よりコンバージョンする可能性が高いユーザーを誘導するための広告クリエイティブの検証を進めました。

制作したのは静止画バナーです。作成手順としては、次の1~3と作成方法にも手順を決めて行いました。

  1. 表を作成し、縦軸に「広告主の強み」、横軸に「ターゲットとなるユーザーが求めていること」を並べ、それぞれをひたすら掛け合わせて訴求を固める
  2. 1で設定した訴求に基いてキャッチコピーを考える
  3. 画像素材を選ぶ

上記1~3の手順で広告クリエイティブを制作し、週1回の頻度で複数種類のバナーの配信しました。
1で設定した訴求、2で設定したキャッチコピー、3で設定した画像素材の中で当たりがでてきて、コンバージョン率は9.4%→10.08%と改善しました。

訴求、キャッチコピー、画像素材が与える影響は大きく、
バナーを通じてユーザーの気持ちを動かしたり、その商品を本当に必要としているユーザーに商品の強みを伝えることができたのではと考えています。

また次回の更新をお楽しみに!

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