動画広告が苦手なクライアントに「動画バナー」提案で効果UP!

こんにちは。
制作チームの「薬機法管理者A」こと赤坂です。

ここ数年の世の中の動画の勢いは凄いですね。
Youtuber、TikTokerなどという肩書が、「職業」として成り立っているというのもビックリします。

と言っている私も、YoutubeやTikTokは結構観てます。最近ではニュースもニュースサイトで「読む」のではなく、動画で観ちゃいますね。音声があるから注視してなくても耳に入ってくるし、テレビと違って気になるニュースは繰り返し見られるし、メリットの方が多いです。

さて、広告としての動画はどうかというと、
サイバーエージェント様の調査と予想によると2025年の動画広告市場は、なんと1兆円超え!!!
驚きの成長率だけど、納得もできる数値ですよね。

サイバーエージェント様の調査

※引用させて頂きました:2021年国内動画広告の市場調査|株式会社サイバーエージェント様

 

我が制作チームへの制作依頼も、広告用動画の制作案件は増えています。
今日は制作現場からの動画広告のお話をしたいと思います。

動画広告はおすすめ、なのですが…

動画広告は、静止画バナーに比べて圧倒的に情報量が多いですし、視覚だけでなく音声でも訴求ができます。

静止画バナーの小さい枠の中に収まりきらない「あんなこと」「こんなこと」もっと伝えたーい!と思えば、動画広告は本当におすすめです。広告の中にストーリーを持たせることもできますからね。

でも、ご提案をしてもなかなか動画広告に踏み切らないクライアント様も実は少なくありません。

いいことばかりの動画広告…のはずなのに、どうして始められないのでしょう。

 

動画広告をやらない理由

  1. 伝えたいことは多くないので、静止画内に収まるから。
  2. 動画はガチャガチャした感じがしてブランドイメージに合わない。
  3. 静止画よりも制作コストがかかる。

現場で伺ってみると、上記のような理由が多いように感じます。

確かに、弊社で作成している動画広告の動画は、パラパラ漫画風のストーリーを持たせて商品やサービスの紹介をするものが多く、2番目を気にされるクライアントさんは意外といらっしゃいます。動画広告というと、YouTubeやTikTokの動画をイメージされているということもあるのだと思います。

 

動画広告に抵抗があるクライアントにご提案するのは

動画広告をやらない理由1(伝えたいことは多くないので、静止画内に収まるから)と2(動画はブランドイメージに合わない)のクライアント様には、「動画バナー」というものをご提案しています。

動画バナー?

 

耳慣れない響きですよね。
ご説明するより見て頂いた方が速いと思うので、サンプル動画を作ってみました。

まずこちらが静止画バナー。

 

 

 

実際には動画のキャプチャなのでサイズは若干違うのですが(すみません)。

それで、動画バナーというのはこういう動画になります。
※音声をオンにして再生してみてください。

いかがでしょうか。
ほとんど静止画バナーと同じなんですけど、ボタンの部分がピコピコ動いて目をひきます。

静止画と何が違うの?と思われるかもしれないけど、このピコピコが、webページのコンテンツの中で、意外に目立つんです。音声はデフォルトではミュート(消音)になっていますが、動画だと気づけば音声も再生してくれる人も多いのではないかと思います。

無音の動画広告というのもたまに見かけますが、YouTubeの担当者に話を聞いた時に「BGMは絶対についていた方がいい」とおっしゃってました。YouTubeのユーザーは、画面をずっと注視している人ばかりではなく、電車の中などではイヤホンで音だけ聞いている人も多いんだとか。他のコンテンツを見ている時にいきなり無音の動画広告が流れると、違和感を感じるのだそうです。

せっかくお金をかけて配信している広告なのですから、BGMはつけた方がいいと思います。ただ、いきなり大音量の激しい音楽や、読み上げ音声などが聞こえる動画広告は、不快に思われることもあるのでご注意ください。

静止画バナーにはない、BGMで伝えるイメージ

BGMの効果を知って頂くために、もう1つサンプル作ってみました。

下の2つの動画はまったく同じ動画ですが、BGMだけが違います。
どのような印象を受けますか?
※音声をオンにして再生してみてください。

サンプル動画1

サンプル動画2

いいかがでしょうか。

1つ目の動画は、特別なデートに彼女をさりげなく誘ってるようなちょっと大人の雰囲気。

2つ目は、お正月かな。
久しぶりに家族が集まって、おせちも食べ飽きたし、少し贅沢な外食でもしようか、というようなシーンが浮かびます。

BGMが変わるだけで、これだけ受け手側のイメージが変わるんです。広告としては、欲しいターゲットに向けて訴求ができるということになります。

この動画も、1シーンだけの動画バナーと言われるものなんですが、よーく見て頂くとお料理がちょっとだけアップに寄ってくるんですよ。ほんの少しなんですけど、静止画のバナーよりもシズル感を伝えられるというか、そのお料理を目の前にした時の気分に近いものを伝えられます。

地味におしゃれな動画バナー

動画バナーは、テキストの内容だけ見ると静止画と変わらないのですが、ちょっと動いたり、音声が付けられることで、静止画バナーよりも視認性が高く、興味を持ってもらえる優れもの。
もちろん、TikTokやFacebookなど、全面に表示されてすぐにスワイプされてしまうような媒体ではあまり効果がないかもしれませんが、ページの中に表示される「インバナー」と言われるものでは、静止画よりもCTRが高く、特にYDAと相性がいいと言われています。

Yahoo!の場合、出面は動画と静止画で変わるケースがあります。
「レスポンシブ」で入稿した場合はインフィード面などスマホメインで配信されます。
「バナー」で入稿した場合はPCトップページやYahoo!中面に配信されます。
※動画の出稿量が出にくい時は、静止画と広告グループを分けた方がいいようです。

実は動画バナーの制作費は(あまり)高くない

「動画広告をやらない理由」の3つ目、「制作コストがかかる」ということについてですが、弊社では動画作成ツールを導入しているため、動画バナー1本2万円でお作りしています。

「やっぱり高い」と思われる方も多いと思いますが、弊社では静止画バナーは1枚15,000円でお請けしていますので、比較すれば高くはないと感じて頂けるのではないでしょうか。

ただ弊社は広告代理店でありまして「制作会社」ではないので、現状では動画の制作だけはお請けしておりません。配信も含めたトータルサポートをさせて頂いていますので、ご興味がある方はご相談ください。もちろん、静止画バナーや動画バナーではない普通の広告動画も制作しております。

 

まとめ:動画バナーはTRYしてみる価値あり!

静止画バナーの効果に伸び悩んでいるけれど、ガチガチの動画広告はちょっと…と思っているなら、「動画バナー」がおすすめです。

リスティング広告や静止画バナーに比べて、動画広告は新しい手法であって、媒体もどんどん増えています。数年前と比べてスマホの通信速度も飛躍的にあがっていますから、サイバーエージェント様の予測通り、これからもますます需要が大きくなっていくことは間違いありません。

15秒の動画広告をちゃんと作ろうと思ったら、まずは素材の動画の撮影をして、加工して編集をして、と10万単位の費用がかかります。でも動画バナーなら静止画の素材1枚あれば、なんならそれがなくても簡単に作れます。動画デビューするにはハードル低いです。

弊社では、静止画バナーと動画バナーのABテスト、動画バナーと通常動画のABテストなど、貴社のサービスを一番広く世の中に知ってもらうクリエイティブを探すお手伝いをします。ご興味があればご連絡ください。

クリエイティブのABテストについては、また別の機会にお話させて頂きますね。

 

制作チームの薬機法管理者Aこと赤坂でした。

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