サイトのアクセス状況を把握するためにGoogle Analyticsを使っている方も多いと思います。
Google社が提供しているもので信頼性もあるし、何と言っても無料ですからね。
少し古いデータですが、2017年にDataSignが調査した結果によると、当時の上場企業約3500社のうち83%の企業がGoogle Analyticsを導入していたとのこと。中小企業や個人のサイトなども含めると、もっと高い数値のような気がしますよね。
さて、みんなが使っているGoogleアナリティクス、2023年7月にはサポートが終了するということで、web業界では大騒ぎになっています。
あと1年も使えるじゃん!と思っていたら甘い!
Googleアナリティクスをはじめとした計測ツールは、サイトへのアクセス数などを「計測」するのはもちろんですが、改善や分析のためにはデータの「比較」をすることが大事。
「先月よりも流入が増えた」「今月は伸び悩んでるなぁ」などと考えるのもすべて過去のデータとの比較ですよね。「前月比」「前年比」「前年同月比」など、条件を変えて比較することで分析ができるのです。
来年の今ごろ、今年のデータと比較したかったら…
現状のユニバーサルアナリティクスは来年(2023年)の7月まで使えますから、来年の7月までは、今年との比較ができることになります。
でもそのあとは???
来年の7月以降は今のユニバーサルアナリティクスは使えないので、例えば来年の8月に今年の8月との比較がしたかったり、来年の年末に前年との比較をしたくても、同じユニバーサルアナリティクス内での比較はできなくなってしまう、ということなんです。
これからのGAはGA4ですよ。
みなさんすでにご存知だとは思いますが、Googleアナリティクスのプロパティ4(GA4)というのが、2020年10月にすでにリリースされています。
GA4は、今までのユニバーサルアナリティクスと比べると、計測の考え方やレポートの画面などが大きく変わっていて、さらに機能も拡張されていて取得できるデータも今のアナリティクスとは違います。
例えば、今まで「セッション」や「ページ」を軸に計測していたものが、GA4では「イベント」を主軸にした計測になっています。計測の軸が違うから、比較ができないのが大きな問題。
GA終了まで今がちょうど1年前。GA4導入は今がチャンス!
現状のGAデータとGA4のデータは比較ができないので、来年以降前年との比較をしたい場合には、今からGA4で計測しておく必要があるんです。「切り替え」というよりは、今のGAとGA4に併行してデータ収集させるのが一般的です。重なっている部分があるから、問題も最小限にとどめられるんですね。
逆に、今GA4を導入しておかなかったらどんなことになるのでしょう。。。考えただけで怖いです。「あと1年もあるし」って後回しにしてたら、来年大変なことになりますよ。
来年のために、設定はきちんとしておかないと!
というわけで、とにかく一刻も早くGA4の導入を!!!
と言いたいのですが、普段アナリティクスに慣れている方でも、設定の条件がかなり変わるので、少し大変かもしれません。「新しいものは誰もが初めて」ですからね。それは仕方がありません。
ただ、最初の設定だけはプロにおまかせすることをおすすめします。だって、できたと思った設定が、実は正しくなくて正しいデータが取れていなかったら、来年「ひーーー!!」ということになりますから。
GA4の導入コンサルやってます!
CFPコンサルティングでは、GA4のアカウント・プロパティ作成から細かい設定などすべて代行して、新しいデータの見方などをアドバイスさせていただくコンサルやっています。
以下、対応内容の一例です。
- アカウント、プロパティの作成
- データストリームの設定
- Googleシグナル設定
- データ保存期間の設定
- IP除外設定
- クロスドメイン設定
- 参照元除外設定
など。
データストリームって何?Googleシグナルって何?って思いますよね。。。
イベントの記録ができるようになれば、あとはデータが蓄積されていきますので、後になって困らないように最初の設定だけはお願いしちゃうのが一番だと思います!
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